ウォーキングを楽しむ母

母が、腰を悪くして半年以上たったある日、突然、毎日ウォーキングをすると言いだした。
理由は、簡単で、少し太ってしまったので、健康のことを考えてということだった。
腰が痛いのに大丈夫かと思いながらも、昼間歩くことと、携帯電話をもっていくという条件を出した上で、承諾した。

母は、三日坊主だ。
なんにつけてもすぐにやめてしまう。
続いたとしても1週間くらいが関の山である。

ところが、このウォーキングだけは続いていた。すでに、数か月が過ぎて、体はすっきりとなってきた。
もともと、腰が痛いことを理由に運動不足がその原因なので、サボった分がまずは落ちてくることは目に見えていた。
しかし母の場合は、それがあっという間だったこともあり、母はますますやる気をだしていた。

自分はどうかと言うと、とりあえず、iPhoneに万歩計のアプリをダウンロードして、どれくらい歩いているのかを調べてみた。
なんと、とっても少ない。平日、会社にいるときなどは、ほとんど歩いていない。
駅の移動が主な歩数をのばす場所なのである。

すこし悲しくなって、一駅歩きをしてみることにした。
これはかなりいい。
きがむいたときだけではあるが、気軽に歩いてみると楽しい。

体重が減るわけではないし、健康診断の結果も変化はない。
だけど、何となく楽しくなってくるし、新しいお店の発見もできて、やる気も落ちない。
以外と楽しめることがわかり、とりあえず、初冬までつづけた。
寒くなると、いやになってきそうだったので、早々に諦めて次は春からを目指す予定。

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